FAQよくあるご質問
初診はいつ行ったらよいですか。
予約制となりますのでお電話またはWEBにてご予約ください。詳細は初診の方へのページをご覧ください。
また、木曜日午前および連休の翌日は、初診の方は受け入れを調整させていただいております。
土曜日の初診は午後のみとなります。患者様の月経周期は問いませんので、まずはお気軽にお電話ください。
初診の費用はどのくらいかかりますか。
自費の検査を含む場合がございますので、念のため初診時は20,000円ほどご準備の上、ご来院をお願いしております。
クレジットカードは使えますか。
VISAカード・マスターカード・JCBカードをお使いいただけます。
初診時に主人も一緒に行くことはできますか。
もちろんご夫婦でもご来院いただけます。ご夫婦で診察内容をお聞きになる場合は、ご主人様にも初診料が発生しますので、その場合は必ずご主人様のマイナンバーカードまたは資格確認証もご持参ください。
車で通院したいのですが、駐車場はありますか。
当院の隣に、建物共通の駐車場(ハートフルパーキング第2)を併設しております。2時間まで無料でご利用いただけます。
サービス利用には「入庫証明書」の提示が必要となります。
ご利用の際に忘れずに発券してご持参ください。
仕事をしながらでも通院(治療)は可能ですか。
もちろん可能です。まずは、初診でご来院いただきご相談ください。当院は、より通院していただきやすいように比較的早い時間より診療を開始し、遅い時間まで診療させていただいております。また、日曜・祝日の休診日でも人工授精などが可能な日があります。お仕事のスケジュールに合わせてご通院ください。
治療に年齢制限はありますか。
年齢制限は設けておりません。実例といたしまして、当院で妊娠成立し、卒院(出産)された方のうち、妊娠時最高年齢は46歳です。
子供連れでも診察は可能ですか。
当院は、不妊治療クリニックですので他の患者様へのご配慮をお願いしております。
基本的にはご遠慮いただいておりますが、やむを得ない場合は11時~11時30分をお子様連れ可能な時間帯とさせていただいております。キッズルームなどを待ち時間の間にご利用いただくことも可能です。
不妊治療についてよく知らず、不安なので相談のみすることはできますか。
治療歴のない患者様は、ご相談から始めさせていただきますので、まずは初診のご予約を電話、WEBからお取りください。
他の病院で治療歴があります。紹介状は必ず必要ですか。
紹介状は必須ではございません。お持ちいただける方はご持参ください。
紹介状がない場合、検査結果や治療内容の記録などをお持ちの場合は、コピーを取っていただいたものをご持参いただくようお願いしております。
検査にはどのくらい期間がかかりますか。
月経周期に合わせて不妊検査を行うものがほとんどなので、初診からすべての不妊検査(スクリーニング)が終わるまで、おおむね1~2ヶ月ほどかかります。ただし年齢や不妊期間、過去他院で治療歴のある方などで検査の進め方が異なります。
不育症の検査にはどのようなものがありますか。
子宮卵管造影検査・子宮鏡検査、抗リン脂質抗体、甲状腺疾患、血栓素因、血液凝固異常の有無を調べる血液検査や絨毛染色体分析、ご夫婦の染色体検査などがあります。当院では2回以上流産を繰り返す反復流産の場合に推奨しています。
主人が風邪薬を内服しているのですが、タイミングやAIHなどは行ってもよいですか。
ほとんどの場合、問題ありません。ただし奥様が内服中の場合には種類により妊娠に気を付けなければなりませんので、医師に相談してください。
男性不妊症へはどのように対応したらよいですか。
月2~3回、金曜日の午後(18時以降の時間帯)に泌尿器科医師による男性不妊外来(男性リプロダクション外来)があります。超音波検査、ホルモン検査などを行い、体外受精や顕微授精などを対応策として相談させていただきます。当院男性リプロダクション外来受診が難しい方は、診察連携している泌尿器科へ紹介させていただいております。
入籍はしていませんが、治療は可能ですか。
未婚の方でも検査や治療は可能です。当院では内縁の夫という事情でも人工授精や体外受精もお受けしておりますが、お二人分の戸籍謄本の提出をお願いしております。必ずパートナーの方にも検査や治療に必要な同意書に署名し、提出していただきます。ただし、入籍されていないカップルは助成金の対象にはなりませんのでご注意ください。詳しくは「はじめて当院をご受診される方へ」の”不妊治療をお受けになる際の婚姻関係について”をお読みください。
痛みに弱いので心配です。検査や注射などは痛いものなのでしょうか。
完全に痛みを取ることはできませんが、検査の前には事前に鎮痛剤を処方しています。また、子宮鏡検査や子宮卵管造影検査時に局所麻酔をして検査をすることも可能です。
排卵誘発剤とはどのようなものですか。
卵巣を刺激して複数の卵胞を育てたり、排卵をさせたりするのが目的です。クロミフェンやレトロゾールの内服薬や、ゴナドトロピン製剤の注射などがあります。
DHEAはどのようなサプリメントですか。
卵巣機能を高め、発育卵胞数の増加、卵子の質の向上に効果があると報告されています。弱い男性ホルモン作用を持つので、副作用にニキビや吹き出物、脱毛等がありますが、重篤ではありません。当院では卵巣予備能が低値(AMH1.0未満)の方に推奨しています。詳しくは医師へご相談ください。
男女の産み分けは可能ですか。
当院では行っておりません。男女の産み分けについては現在確実な方法はありません。また、受精卵の一部を採取し性別を判別後、子宮に戻す方法もありますが、日本では倫理委員会の審議で認められた重篤な遺伝子疾患のある方のみとなっております。
妊娠初期ですが、新幹線や飛行機での旅行は可能ですか。
お勧めはしませんが、出血や腹痛が無ければ問題ないと考えます。ただし旅行先で具合が悪くなったり、常備薬が無くなったりした場合を想定して、救急でかかることのできる医療機関を調べておくとよいでしょう。
NIPT(無侵襲的出生前遺伝学的検査)をしたいのですが、検査機関への紹介状をお願いできますか。
埼玉県内の施設では、埼玉医科大学病院(毛呂町)、獨協医科大学埼玉医療センター(越谷市)、北里大学メディカルセンター(北本市)などで受け入れしております。ご希望の方は、事前に病院ごとのNIPTチェック表をダウンロードしてお持ちください。また、NIPT検査の予約収得までに1ヶ月程度かかることもありますのでご注意ください。
妊娠後の健診はどこで行ったらよいですか。
妊娠後、通常の経過であれば10週0日まで当院で診察いたします。それ以降の健診はご希望の健診クリニックもしくは病院先へご紹介いたします。
第二子希望ですが、第一子産後いつから治療再開できますか。また何で予約したらよいですか。
第二子の治療は、卒乳されてからの治療となります。卒乳されてから2回以上月経が再開してからご来院ください。また、第一子時の母子手帳を持参されていると出産時の情報や風疹抗体などの検査結果も参考にさせていただきますので、よりスムーズに治療が開始できます。
人工授精とはどのようなものですか。
人工授精(AIH)とは、採取された精子を洗浄・濃縮して子宮の中に注入する方法です。精子の数や運動率の少ない方・うまくタイミングが取れない方に有効です。1回当たりの妊娠率は、5〜10%でタイミング療法に比べ約2倍の妊娠率とお考えください。治療実績をご参照ください。
人工授精は、排卵当日にするのですか。
排卵前日もしくは当日に行います。GnRHアゴニスト点鼻薬やHCG注射を36時間前に行い、排卵を人工授精時間に合わせるよう工夫しています。しかし排卵後24時間すぎていなければ、こだわらなくてもよいという報告もあります。
排卵誘発剤を使用する場合と、しない場合ではなにが違いますか。
使用した場合のメリットは以下です。
①妊娠率が高いこと
②候補となる人工授精日が複数選べる可能性が高いこと
使用した場合のデメリットは以下です。
①誘発剤のお薬のコストがかかること(クロミフェン数百円、レトロゾール数千円、FSH/HMG 10,000円〜20,000円)
②多胎妊娠の可能性
③卵巣が腫れて腹水がたまる卵巣過剰刺激症候群の可能性
医療機関によっては、ほとんどすべて自然周期(まれにクロミフェン)で行う、もしくはすべて排卵誘発剤を使用する、(英国のNICEガイドラインのように)FSHしか推奨しないなど、色々なスタンスがあります。
人工授精は痛いのでしょうか。
痛みはほとんど伴いませんが、まれにカテーテルが子宮に挿入しがたい方がおられ若干の痛みを伴うこともあります。
採卵は麻酔をしますか。無麻酔ですか。痛みはありますか。
基本的に局所麻酔をします。まれにですが、子宮内膜症や子宮筋腫等で採卵時に強い痛みが予想される場合には、全身麻酔を推奨することもあります。全身麻酔をご希望される場合はスタッフへおたずねください。
採卵日に主人が出張でいない可能性があります。どうしたらよいですか。
ご主人様がご不在の場合、精子凍結を推奨しています。AIH・ART用では、精子凍結料は16,500円(税込)です。予約の際は直接電話予約となります。また、精子凍結には同意書の提出が必要ですので、凍結をお考えの場合は早めにお申し出ください。
顕微授精は卵子へ影響がありますか。
とても細いガラス製の針を用いて1つの卵子に1つの精子を注入します。1つ1つ迅速かつ丁寧に顕微授精を行っていますが、卵子や受精後の胚発生に影響しないとはいえません。当院推奨以外で顕微授精をご希望される際には、ご相談ください。
自然周期での移植を計画していますが、排卵日にタイミングをとってもよいですか。
移植周期の方法の1つとして自然周期にタイミングや人工授精の併用を提案することもありますが、卵管の通水性などに問題がない方では、多胎妊娠になる可能性もあります。ご自身の考えだけではなく、移植計画で来院された際に医師に相談してください。
胚移植後の生活で何か気をつけることはありますか。
特に安静は要しません。通常通りの生活であれば問題ありません。
採卵や移植の前にインフルエンザワクチンの接種を受けてもよいですか。
積極的なワクチンの接種を推奨しています。当院では秋~冬の時期にインフルエンザワクチンを取り扱っております。
胚の評価について教えてください。
採卵から2~3日目の受精卵は初期胚と呼ばれ、割球の数や均一性、フラグメントの割合で評価します。採卵から5~6日目の受精卵は胚盤胞と呼ばれ、形態と内細胞塊(将来胎児になる細胞)、栄養外胚葉(胎盤を形成する細胞)の細胞数をみて評価します。評価基準はクリニックや病院ごとに異なりますので、胚の評価に関してご不明な点等がありましたら、『胚の説明』時や胚移植当日に胚培養士にお尋ねください。
保管している凍結胚の保管期限延長の手続きはどのように行ったらよいですか。
保管期限が近づきましたらメールでお知らせする予定ですので、HPにてアドレスの登録をお願いします。特定のメールアドレスからのメールブロック設定を行っている場合には、こちらからメール受信設定を確認していただけます。当院の規定により、保管期限を2ヶ月以上過ぎても延長のご意志が確認できない場合には、保管卵子・胚・精子はこちらの判断で随時廃棄の手続きに移らせていただきます。※メール受信可能な環境にない場合はご相談ください。