LINEで予約 WEBで予約 049-293-8210

FLOW OF INSPECTION不妊検査の流れ

FLOW OF INSPECTION不妊検査の流れ

不妊検査は、女性側、男性側ともに行います。不妊の原因の約40%は男性側であり(さらに約20%は男性女性両方)、ご主人もぜひ精液検査にご協力ください。
妊娠を妨げる要因がないかどうか、月経周期に適した検査を行います。

STEPS検診・治療のステップ

01問診と基本的な検査

初診では、問診のほか、血圧測定、尿検査、婦人科診察、超音波検査、子宮頸がん検診など、基本的な検査を実施します。女性側の検査が終了する時期までに、男性側にも精液検査を並行して受けていただくことが望ましいとされています。
また、妊娠後の胎児への影響を防ぐため、性感染症や各種感染症の有無についても、治療開始前に検査を行います。

02月経3日目前後に合わせた検査

月経不順のある方は医師が必要と判断した場合に、月経3日目前後にご来院いただき、採血によるホルモン検査を行います。この際、続いて受けていただく子宮卵管造影検査や子宮鏡検査についてのご説明を行い、併せて検査のご予約をお取りします。
これらの検査は月経周期に合わせて行う必要があるため、周期の変動に応じて予約日を変更する場合があります。来院回数をなるべく少なくしたい場合には、事前にご相談いただくことで、初診をこのタイミングに合わせ、基本的な検査とホルモン検査を同日に実施することも可能です。

03血液検査

スクリーニング検査として抗ミュラー管ホルモン、甲状腺ホルモン、感染症検査、抗核抗体、抗精子抗体、風疹抗体検査、ビタミンD、必要に応じてテストステロン、HbA1c、ラテックス検査など行っております。一部食事に影響のある項目もありますので、検査の8時間前から飲食を避けて下さい。お水のみ飲水可能です。
こちらの項目は月経周期に関係なく行えますが、保険診療と自費診療の混合診療が行えないため検査の日程を調整させて頂いております。
検査データの有効期限は原則2年としております。他院で行った検査結果がある場合は結果のコピーをご持参ください。

04月経直後の検査

月経終了後のタイミングに合わせて、事前にご予約のうえ、子宮卵管造影検査および子宮鏡検査を実施します。検査の約30分前には鎮痛剤を使用し、ご希望があれば局所麻酔を併用することで、痛みをほとんど感じることなく検査を受けていただける体制を整えています。
検査結果については、その都度報告書を作成し、医師または看護師より口頭での説明を行います。
また、不妊治療に精通した臨床心理士や、遺伝に関する専門的な知識をもつカウンセラーも在籍しており、ご希望や必要に応じて専門的なカウンセリングを受けることも可能です。

05検査結果の総括と診療方針決定

再検査や精密検査が必要な場合を除き、すべての検査はおおよそ1ヵ月半程度で完了します。男性・女性双方の検査結果をもとに、不妊の原因やリスクについて医師より詳しくご説明し、併せて患者様の状況に応じた診療方針をご提案いたします。
ご説明に納得いただけましたら、治療など次のステップへと進みます。治療に伴う身体的・精神的なご負担や、期間・費用などについても、カップルお二人で正しく理解していただくことが重要です。
不安やご不明点がございましたら、いつでもご相談ください。

MESSAGE院長からのメッセージ

それぞれに合わせた優れた治療を選べるよう、生殖医療の分野は進化を続けています。一般不妊治療と生殖補助医療の基本治療は保険適用になり、従来悩みの種となりがちだった費用面での負担も抑えられるようになりました。認知の広がりや意識の変化により、前向きに子どもを迎えるための手段として、積極的に不妊治療を受ける方が増えたことは喜ばしいことです。一方で、知識や努力の量だけで望む結果を得られるものではないのが不妊治療。インターネットなどでの情報収集を通してさらに不安を強め、努力不足を感じて自身を責めるようなケースも見られます。高い専門性を持つスタッフが支えますので、お二人だけで悩まずぜひ気軽にご相談ください。